すばるくんがやめると発表したその日*1から、1週間以上、関ジャニ∞の曲はもちろん、音楽そのもの自体が聞けなくなった。
私が主に聞いているのが関ジャニ∞とハロプロの曲っていうのはあるのだけど、どの曲も全部歌詞をすばるくんに重ねてしまって、つらくなって、楽しくなくて。
音楽が大好きなすばるくんに音楽を奪われた、とまで思ったんだけど、それでもやっぱりハロプロの曲、つんくさんの歌詞は最高で。
すばるくんに送りたい曲、似合う曲を聞いてほしいよ!と、なったので、記事を書いた次第です。ビバ!超自己満足!
ちなみにまだエイトの曲はまともに聞けてません!しみったれたヲタでごめんね。
2011年に発売された、Berryz工房×℃-uteのシングル「甘酸っぱい春にサクラサク」の℃-ute版カップリング。
前回書かせてもらったすばるくんの記事のタイトルの元になったのがこの曲です。
ジャンルでいうと、「すばるくん、ファンの気持ちってこんな感じだよ」系。
嫌いで嫌いで嫌いで好きで
大好き大好き大嫌い
愛はいつも不規則な表現嫌いと言うけどほんとは好きで
大好きの代わりに意地悪を
愛はいつもまっすぐではないわ
Aメロど頭からお尻まで、今の感情を表していてもうどうしたらいいの……。
でもみなさん、驚かないでください。
この曲、このあとも続きます。
何をしても許せる時と
OH NO 何をしても許せぬ時がある
今〜!これたった今〜!
何をしてもかっこいいかっこいい、きゃわわわわ……って許してきてた〜けど〜〜〜!!
それとこれは違う〜!みたいな〜!(錯乱)
ズルいと思うは好きだからこそ
嫌いな人ならむかつくもん
愛は単純すぎる時もあるわ
すばるくんはずるい(総じてエイトもだけど)って言ってたのは、正しくこの大好きな愛故だったんだな、って腑に落ちる歌詞。
愛って複雑だけど単純。単純の積み重ねが複雑にしていくのかな。
極めつけはこれ。
夢を聞くの楽しい時と
OH NO 不安になって寂しい時がある
「しょうがない 夢追い人」*2もそうだけど、夢を追う、っていうことが、キラキラとしててかっこよく見える時もあれば、そんなこと叶うの?っていう小さな疑いが生まれて、現実を見て欲しくなる時もある。なのに、好きだからどうにもできなくて、好きだからその夢を追う人がどんどん離れてしまうんじゃないか、って寂しくなったり。好きな人の夢って、なんで手放しに喜べないんでしょうね。
2. SONGS / モーニング娘。
[1080P中日字幕]モーニング娘-SONGS
2009年に発売された、モーニング娘。9枚目のアルバム「プラチナ9DISC」に収録。
生きるのが下手
笑うのが下手
上手に甘えたりも出来ない
歌い出しから、あれ?すばるくんのこと?と錯覚してしまいますよね。(押し付け)
この曲はジャンルでいえば、「これからのすばるくんに背負ってほしい」系。
あと、単純に生きるのがヘツァって歌って欲しい。
そうさ もがきもがいて
その殻やぶって
抜け出す時間だよそうさ勇気振り絞って
運命信じて
戦う時間だよ
今置かれてる状況ってこんな感じなんじゃないかな。悩みに悩んでもがいて、でもその殻をやぶって、戦いに出る。
これはモーニング娘。のプラチナ期*3の代表曲であり、その当時の彼女たちそのものでもあって、それがこれからのすばるくんにかぶるものがあるんです。メディア露出もなく、実力を影でくすぶらせていたプラチナ娘。の心からの叫びは、これからのすばるくんが味わっていくような、そんな気がする。
あぁ 友情のSing a song
胸打つ程の 魂の歌
この新しい星の下
翼広げて
自由に羽ばたかなきゃ
生きてく意味無い夢見ることの出来る
未来だから
こんな歌を歌うよ
さぁ 輝こう
YES! Let's sing a song
すばるくんは生きるのが下手でも、新しい星の下で、翼を広げて羽ばたくし、魂の歌を歌い続けて、生きる意味を見出していくから。
3. ENDLESS SKY / モーニング娘。'15
モーニング娘。'15『ENDLESS SKY』(Morning Musume。'15[ENDLESS SKY]) (Promotion Edit)
2015年に発売された、モーニング娘。'15の60枚目のシングル。
モーニング娘。9期メンバーの鞘師里保ちゃんが卒業するときにつんくさんが書いた曲なので、いわゆる卒業ソングです。
なのでこの曲はジャンルでいうと、「旅立つすばるくんに捧げたい」系。
小さな頃ほめられた事
今も胸ん中
宝物だよ
すばるくんの宝物は、【歌】【音楽】なんだよ。すばるくんの歌が上手、って褒められた時から、誰かから認められた時から、それが宝物になって、胸の中で光る小さな灯火になっている。
誰もが自由で良いはずなのに
生きてくルールに縛られてる
けど 羽ばたくの
さあ 大空へ
この扉の向こう
すばるくんは、渋谷すばるという一人の人間で、何をしたっていい、どんなことに挑戦したっていい。でも、いろんな社会や大人のルールに今まで縛られていたんだろう。
でも、今羽ばたくんだよ。
胸に抱えた宝物の歌を翼にかえて、扉の向こうに。
泣くわけないでしょ 泣くはずがない
自分で選んだ未来だから
けど悔しいな
涙 止まらない
思い出に包まれ
でもちょっとはこんな気持ちでいてほしいな。
4. 笑顔に涙~THANK YOU! DEAR MY FRIENDS~ / 松浦亜弥
松浦亜弥 - 笑顔に涙~THANK YOU! DEAR MY FRIENDS~
2002年に発売された、松浦亜弥のファーストアルバム「ファーストKISS」に収録。
モーニング娘。5期メンバーの新垣里沙が卒業するとき、ソロでカバーして歌ったように、「卒業」がテーマな曲なので*4、ジャンルでいえば上に同じく「旅立つすばるくんに捧げたい」系。
笑っちゃうような 普通な青春
笑っちゃうような クラスの仲間も
卒業しても まあ 突然変わるとかじゃなし
すばるくんとエイトには、こういう関係性でいてほしい、かな。
まあエイトは"普通の"青春、ではないけれども…(笑) 、私的な関係性が突然変わるとかじゃなし。
ああ 明日から 違う服を着て
ああ それぞれに歩いて行くのね
あぁ 全部全部 ありがとう
また会えるから きっと会えるから
また笑顔して きっと会えるから
ね みんな 言葉じゃ交わさない 約束なんだよ!
これくらい明るい気持ちで、Thank you dear my friends!! 「俺の友達は6人」って言ってたすばるくんだから、こんな風な卒業もありだよ、って思ってほしい、そんな曲です。
5. 冷たい風と片思い / モーニング娘。'15
モーニング娘。'15『冷たい風と片思い』
2015年に発売された、モーニング娘。'15の60枚目のシングル。*5
すばるくんの脱退が発表されたその時。
私が好きなモーニング娘。は、卒業と加入を繰り返して進化していくグループだったから、卒業という門出を祝うのは寂しくも当たり前の儀式になっていました。だけど、その対極にあるBerryz工房は、7人で共に歩み、進化していき、一旦足を止める時も7人で足を止め、解散という言葉は使いませんでした。→
— ゆゆこ (@blue_iline) 2018年4月15日
私はBerryz工房と関ジャニ∞を重ね合わせて見ていました。男女事務所は違えど、同じ境遇で苦楽を共にし、笑いにあふれ、それでいてパフォーマンスには全力を注ぐ、そんなグループだからこそ。関ジャニ∞も、きっと彼女達のように、足を止める時はみんなで足を止め、それぞれに羽ばたくと思ってました。
— ゆゆこ (@blue_iline) 2018年4月15日
こんなことを呟いてました。
関ジャニ∞とBerryz工房を重ね合わせて見ていた私には、これから訪れる事態が考えられなかった。
この、「冷たい風と片思い」の選曲にあたっては、すごく悩みました。
今の感情や推察する状況が、ぴったりだと思ったけれど、この曲は、鞘師だから。鞘師そのものだから、ほかの人に捧げるのはやめよう、とBerryz工房の「Love Together」*6を選ぼうと思いました。
でも、ベリとエイトは違うから。
もちろん、選んだ曲全部が全部重なるかと言われたらそうでもないし、「Love Together」という曲に重なる部分がないわけじゃないし、あるからこそ選ぼうかと思ったわけなんだけど、*7それでもやっぱり、"時が過ぎ それぞれの道を向かって行く" 「Love Together」ではないな、と。
ジャンルでいうと、「すばるくんの決断は、こういう気持ちなのかな」系。
この曲は、恋をしている女の子を卒業する鞘師、片思いの相手をモーニング娘。として、つんくさんが書いてくれました。*8
離れ離れになるなら
一人ぼっちでいれるよ
究極の選択だけは
絶対したくない
すばるくんの場合、片思いの相手が関ジャニ∞、だったのかもしれない。
関ジャニ∞が離れ離れになってしまうのなら、自分は一人ぼっちでいれるよ。解散、や、活動停止、のような究極の選択は絶対にしたくない。
私が、多くを語らず少しがっかりしてしまった、と言ってしまった、会見直後に収録したスバラジ*9で、同じようなことを、すばるくんが語っていました。
「今だけが良ければいいんじゃない」
「今だけが良くて、6人がダメになったら、それはエイターを悲しませる」
6人がダメになったら、が具体的に何を指すのか、その感じ方は人それぞれですが、私は、解散を含めグループの形じゃなくなってしまう、という 風に受け止めています。
すばるくんの"一人ぼっち"の決断が、どうか、無駄になりませんように。
6. Never Forget / モーニング娘。
Never forget - Morning musume
1999年に発売された、モーニング娘。の4枚目のシングル「Memory 青春の光」のカップリング曲。
これもまさしく卒業ソングです。
まあこの記事の主旨からいって卒業ソング祭りになるでしょうね!(開き直り)
モーニング娘。1期メンバーの福田明日香が卒業するときに書かれた曲です。
最近では、2016年に卒業した9期メンバーの鈴木香音ちゃんが卒コンでソロで歌っていました。
ジャンルでいうと、「すばるくんが卒業にあたりこういうこと思ってたらいいな」系。(押し付けがましいヲタ)
出会ったのは偶然なの?
だからサヨナラさえも偶然なの
オーディションで丸ちゃんと一緒だったのも、同い年の同期が3人揃って三馬鹿って呼ばれるのも、同じような背丈の人とお揃いのものを身につけてたのも、性格が似てるから気まずいって言われちゃうのも、ベロベロになるまで酔っ払ってゲームしちゃう人がいるのも、そんな人達が関ジャニ∞としてグループになったのも、きっと偶然。
だったらサヨナラも、サヨナラがこのタイミングだったのも偶然かもしれない。
東京で見る星も
ふるさとでの星も
同じだと教えてくれた
そんな偶然に出会ってしまった人達と、一緒にいたから、東京で見る星も、ふるさと(関西)での星も、同じように見えてたりしたのかなあ。
今度出会う時は必然
すばるくんと、エイトが、この先巡り会ったら、それは偶然じゃなくて、必然であってほしい。
7. 交差点 / アンジュルム
Angerme Kosaten アンジュルム 交差点
2015年に発売された、アンジュルムのベストアルバム「S/mileage / ANGERME SELECTION ALBUM「大器晩成」」の通常版に収録。
これも2015年に卒業した1期メンバーの福田花音ちゃんが卒業するタイミングだったな、と。
勿論卒コンで歌われましたし、翌年に卒業した2期メンバー・田村芽実ちゃんの卒コンでも歌われました。
珍しくつんく曲じゃないでしょ(笑)
でも、卒業という場面で聞く、この曲はとっても素敵です。作詞は、角田崇徳さん。作曲は、小泉尊史さん。作詞の角田さんはちょこちょことハロプロ楽曲に携わってくださってますよね。「紫陽花アイ愛物語」*10好きですし、最近だと、行くぜつばきファクトリーイェァー*11とかツボです。
ジャンルでいうと、「関ジャニ∞がすばるくんに送ってほしい」系。
新しい未来が見え始めた
だけど君は別の道を選んだ
もったいないけど確かに君らしいね
旅立ちの時間だ
不器用な人だね 不安もあるだろう
だけど 君の目を見ていたら 決意は伝わったよ
関ジャニ∞として、グループとして、やりがいのあるキラキラした未来っていうのが近年の活躍から見えはじめていて、それに向かってみんなでやってきてたのに、すばるくんは別の道を選んだ。だけどもあの会見で、メンバーが言っていたのは、目を見たら決意が伝わってもう止められないのがわかった、とか、不器用で口下手だから、とか。すばるくんらしさを尊重し、思いやりを持って、意志を後押ししてた。
そんなのが、この曲には表れていて、関ジャニ∞のもつすばるくんへの今の思いってこういうことなのかな、と。
人生の大きな交差点は 時々ね訪れるものでしょう
笑顔でそれぞれの道を歩いてゆこう
元気でね さよなら
大好きよ ありがとう
あの会見の4月15日、ツアー初日の7月15日、そして退所になる12月31日。
関ジャニ∞と渋谷すばるにとっての「交差点」が訪れて、笑顔で交わらない道を歩いていく。
でも、大好きよ、ありがとう。
感謝の気持ちで互いに送っていくんだろうな。
「ありがとう」のパートってあやちょ*12が歌ってるんですけど、関ジャニ∞だったら誰が歌うんだろうなぁ。最年長だし、横山さんかな…
8. 「忘れたくない夏」 / ℃-ute
°C-ute Concert Tour 2008 Natsu ~Wasuretakunai Natsu~
2008年に発売された、℃-uteの6枚目のシングル「江戸の手毬唄Ⅱ」のカップリング曲。
ジャンルでいうと「私が勝手にファンに送りたい」系。主旨が違うwwwww
まあそうなんですけど、ツアー初日の7月15日の夏の日を思うと、この曲が出てきちゃったわけです。
忘れたくない夏だよ
In my Heart
大人になる日が来たっても
思い出たちを 重ねてくけど
それでも今年の夏は
特別の夏だから
私達にとっての、「忘れたくない夏」が今年の夏、特別な夏になるんだと思います。
ドームに立つ6人を見たら、どうなるか、どんな思いを抱えて、これからに何を思うのか。
そんなのまだ誰一人としてわかりません。
今あるのは、そこにすばるくんがいないという事実だけ。
忘れたくない夏だよ
In my Heart
地球の最後がやってきても
後悔なんてしたくないから
激しく愛して
毎日を楽しく生きたい
後悔なんてしたくないから、私は6人ではじまる関ジャニ∞を激しく愛したいから、ドームツアーには這ってでも行くし、後悔なんてしたくないから、夏までグループで活動するすばるくんの姿を焼き付けようと、スバラジから逃げないことを選んだ。
(曲は全然聞けてないけどね)
だから、私のこの夏に向けたテーマ曲です。
どんな方法で、どんな向き合い方で、今までも、これからも、彼らの応援の仕方は人それぞれの自由。だけど、いち同じ立場で言えるのは、後悔しないように、ということ。
関ジャニ∞のファンで幸せ!毎日楽しい!って大声で胸張って言えることが、これからの糧になっていくって勝手に信じています。
そんなわけで、自己満足なハロプロ曲8選でした。全部良い曲だよ!
*1:2018年4月15日
*3:6代目リーダーに高橋愛が就任した2007年から6期メンバー亀井絵里、8期メンバージュンシュン、リンリンが卒業する2010年までの期間のこと。
*4:2012年に発売された、モーニング娘。の49枚目のシングル「恋愛ハンター」新垣里沙卒業記念盤にカップリングで収録。
*5:3曲目に紹介した「ENDLESS SKY」と同一シングル。
*6:2015年に発売さたれ、Berryz工房のベストアルバム「完熟Berryz工房 The Final Completion Box」に収録。Berryz工房が活動停止前に発表された最後の新曲でもある。
*7:「わがままかな こんな決心 文句一つ言わずに 愛してくれるあなた」という歌詞が、結構ズサズサきます。
*8:モーニング娘。’15 12/29 Sg 「冷たい風と片思い~」ライナーノーツ | つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ♂芸能コース」 powered by アメブロ
*9:2018年4月21日放送回