会わない後悔より会う後悔。

Hello!Projectと関ジャニ∞を愛する20代女子の戯言

食べ(れ)ない

また今日も吐いてしまった。

自分では治ったと思っていた摂食障害は、影を潜め、心の奥底にこびりついていただけで、ふとしたきっかけで、またふよふよとわきあがってきたのかもしれない。

 

最初は思春期特有の、「痩せたい」からだった。

 

元々私は成長期が早く、11歳で女性の平均身長に達した(そしてそこで止まった)。幸か不幸か、その当時ぐんぐん成長したのは縦だけだったのと、週3〜4で結構ハードに競泳の練習をしていたことで、同級生の中では痩せ型のひょろっとした方だった。

しかし縦の成長は早々に終わり、成長期は横のフェーズに突入。中学に上がり水泳を辞めたことと重なって、以前と比べると肉付きは格段に良くなっていた。今考えれば、成長期の女の子だし、BMIも20〜21程度で特段太っていたわけではなかったのだと思う。

 

引き金は、同級生と遊んだ際につくったMii*1だった。

自分で自分に似せたアバターを作るとき、私は当たり前のように自分を細身に作った。そしたらみんなから笑われた。そんなに痩せてないでしょ、あんたはこれくらいだよと。そういって作られたアバターは、自分とは思えないほど太っていた。

「痩せてる」という自認が、他者から見て違うのを指摘されたことに、ひどくショックを受けた。あの時のことを、今でもはっきり思い出せる。

 

家に帰って、今まで気にもしなかった体重計に乗った。数字を見てびっくりした。こんなに私太っていたっけ?

 

その日から夕飯にお米を食べるのをやめた。自転車で通っていた家から2km先の英会話教室には走っていった。お風呂場で椅子に座るのをやめた。真夏でもパジャマを長袖長ズボンにした。不登校になって昼ごはんを自分で調整できるようになったら、食べたものを全部書き出して、カロリー計算して、1日1000kcalを越えないようにした。毎日毎食食事に固執した。しらたきやこんにゃく麺ばかり食べていた。みるみるうちに体重は減り、1年と少しで13kg痩せた。BMIは15を下回り、生理も止まった。

 

母親が心配して、当時私が通っていた心療内科の先生に相談したら、「摂食障害」と言われた。いわゆる、「拒食症」です、と。

不登校になった原因の治療にあわせて認知療法をして、学校には1年で復帰し、同じくらいの月日で自然に生理がくるようになった。

 

そこから、体型へのこだわりや、食事の管理は抜けないものの、それなりにまともな食事をして、まあまあ普通の体重を維持してきていたのだけど。

 

それなのに、またふよふよ、とわきあがってしまっている。拒食はしていない。食べてはいる。

ただ、吐いてしまう。「普通食嘔吐」ってやつ。

自分の中で食べすぎたかも、と思った時や、なんかもう普通の量でも食べたあとなぜかいつも気持ち悪い、吐きたいと思って、吐いてしまう。

わきあがってしまったのは、体重が増加するのを数字や体型に現れたのを目の当たりにしてしまったのと、精神的に不安定でつらいのが重なった、からかもしれない。最初と違って、明確な引き金が自分でもわからない。

 

どこかでその事実を否定したい自分がいる。

BMI18で特別痩せてないから大丈夫。完吐きはしていないから大丈夫。指吐きしてないからバレないし、チューブ吐きもしていないから大丈夫。拒食よりまし、過食よりまし。

そうやって何かと比較して、自分を正当化している。

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引用: https://www.tawara-clinic.com/disease/eating-disorder/

*1:Wii3DSで作って使用出来るアバター