ハロヲタの私が最初わからなかったジャニーズの文化、それはシンメだ。
シンメトリー(左右対称)が語源で、Jr.で同じような衣装をきて左右対称に踊るメンバー2人につけられるそうだ。
有名なシンメには、V6の健ちゃんとGOタリモ*1の剛健コンビ、山Pと生田斗真(やまとま)がいるらしい。
(ありがとう、Google先生)
ハロー*2にも、Jr.と同じようなデビュー前の下部組織、ハロプロ研修生*3というものがある。現在、つばきファクトリーがハロプロ研修生に籍を置いているが、Jr.の様にデビュー前にユニットを結成するということはなかなか珍しい。
ハローではユニット結成=デビューというのが通例だ。まだハロプロ研修生に籍を置いているがつばきファクトリーもメジャーはまだだが、インディーズでCDは出しているため、正規のハロプロメンバーになった、ほぼデビューが確約されているといっても過言ではない。
少し話がずれたので軌道修正しよう。
ハロプロ研修生もJr.のように先輩のバックで踊ることや単独で踊ることはあるが、基本的には横並び、みんな衣装が同じなのでシンメになることは少ない。そのため「シンメ厨」のような人はあまり聞かない。
シンメよりセンターの方が尊ばれるのが、ハローな気がする。
歌割りを増やすのも勿論だが、誰もが自分のセンター曲を夢見て、端っこから頑張っているように思うし、安倍なつみ、後藤真希、鞘師里保など絶対的なセンターがいた方が、一般視聴者からも覚えやすく、柱がいることでグループも組み立てやすい。
1998年横浜ベイスターズ黄金期、絶対的な抑えの投手、大魔神こと佐々木主浩がいたからこそ、権藤監督は佐々木を不動の中心にチームを組み立てたそうだ。それと理屈は同じだ。何の話だ。
ジャニーズにも、Hey!Say!JUMPの山田涼介のように、センターはいるが、ハローのように、センター争いがあったりだとか、○○君の初のセンター曲だ!のようにセンターに固執していない。センターが誰になるかに一喜一憂することもない。そんな印象がある。
(他Gを知らないので、イメージと推測になりますがご了承願います。)
私が追っている関ジャニ∞では、渋谷すばるが圧倒的センター感を出しているが、ファンは彼をメインボーカルと呼ぶことを推している。センターは決まっていない。
ジャニヲタは、センターよりも、シンメ•コンビ間のあれこれに思考をめぐらせ、胸を躍らせているのではないだろうか。
シンメの話に戻ろう。
最近ではモーニング娘。の鞘石*4がシンメだったのかな、とは思うが、先に述べたように、"シンメ"の文化が薄いので、ジャニーズにもある、"コンビ"としての括りにいれられている。
ジャニーズに人気シンメ、コンビがあるように、ハローでも人気コンビは多数存在する。
まーどぅー*5、やじすず*6、みやもも*7なんかはメジャーで、ファンも多いイメージがある。
ちなみにわたしは、娘。*8サブリーダーズ*9、だーさく*10、はーちぇる*11、ちなもも*12を好きなコンビとしてあげている。表ではビジネス感があるけど、本当は仲良い、みたいなビジネス不仲に萌える傾向が強い。最近の豆大福*13にその傾向が強くて、とても萌える。エイトのコンビで今一番豆大福がきてますよね。絶対的人気を誇っていた倉安*14はどこにいった……
ジャニーズのシンメと、ハロー!プロジェクトのコンビはイコールではない。
ジャニーズのセンターとハローのセンターもイコールにはできない。ニアリーイコールといったところだろうか。
男女の差はあれど、同じアイドル。
組織体制は類似する点が多いジャニーズとハロー!プロジェクトであるが、この差は何の差なのだろうか。
実に興味深い文化、これからも考えていきたい。