私は自分のヲタク的肩書きを名乗る時、「ハロヲタです。」とは言うが、「ジャニヲタです。」と言う事は絶対にない。
私は関ジャニ∞が好きなため、一般的な捉え方や広義の意味では「ジャニヲタ」になるかもしれないが、関ジャニ∞以外のジャニーズには申し訳なくなるぐらい興味がなく(茶の間の非ヲタ一般人レベル)、ジャニーズ全体を愛しているわけではないので自覚としては「ジャニヲタ」ではない。しかし、ハロプロはハロプロ全体を愛し、全体的に追っているため「ハロヲタ」であると考え、その名を名乗っている。
以前記事でも触れたように、
ジャニヲタうんぬんどころか、関ジャニ∞沼にズブズブ落ちる前まで、ジャニドルは私の敵であった。かっこいい!!キャー!!と黄色い声をあげる対象では全くなかったのだ。別にかっこよくなんかない! と、思っていたのだが・・・
実は、エイトよりも前に不覚にもジャニーズをかっこいいと思ってしまったことがあった。
痛い!痛い!小石を投げないで!!
嘘つき??ごめんなさい痛っ!!
小芝居は置いておこう。
さて、ジャニドルに対してアレルギー並の反応を見せていた私が、かっこいい・・・と思ってしまった人は、果たして誰なのだろうか。
Ya-Ya-yahの薮宏太くんだ。
ヘイ…セイ……?え、聞こえない…
Ya-Ya-yahの 薮宏太くんだ。
一昔前(21世紀になった頃)、ジャニーズには”Ya-ya-yah”というグループがあってじゃな。
「Ya-Ya-yah」という冠番組がテレビ東京系列で放送されていた。
興味もないくせになんでそんな番組知ってるの?という疑問が浮上するのだが・・・
「Ya-Ya-yah」は、ちょうどモーニング娘。を中心とするハロプロの冠番組「ハロー!モーニング。」、通称ハロモニ。の後に放送されていた*1ため、ハロモニ。を見終わった後、チャンネルがそのままで自然と目に触れることが多かったのだ。
(なあなあで見ていたため、6人時代の記憶が全くない。4人グループのイメージしかないため、自然解散時最後の4人のYa-Ya-yahの体で進めるのはご了承いただきたい。)
それに加え、女子小学生を経験した者なら誰しも一度は読んだことがあるだろう、集英社の少女漫画雑誌「りぼん」でYa-Ya-yahをメインとしたジャニーズタイアップ漫画「Ya-Ya-yahがやってくる!」が連載されていたのだ。*2
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友達の家で毎週「りぼん」を読んでいた私にとって*3、ジャニーズというより、漫画のキャラクター的なイメージが強かったのも、ハロモニ。からの流れでそのままチャンネルをかえていなかったことに繋がっているのかもしれない。
もう一つYa-Ya-yahに対する私の態度が柔和される大きな要因があった。
「3年B組金八先生」だ。 第5シリーズ*4から第8シリーズ*5まで全部見ているくらい好きな作品なのだが、その第7シリーズにYa-Ya-yahから、薮・八乙女・鮎川の3人が出演していた。
八乙女くんなんかは、第7シリーズの一番メインの主要生徒を演じていた。*6
そんなこともあり、Ya-Ya-yahには割とフラットに触れていたので、いまだに薮くんと八乙女くんに関しては、”Hey!Say!JUMP”ではなく”Ya-Ya-yah”という気がしてしまう。
そんな私とYa-Ya-yahの出会いはここまでにして・・・
なぜ金八でもそこまでメインでない薮くんを、かっこいいと不覚にも思ってしまったのか。理由はただ一つ。
当時恋していた男の子に激似だった。
ジャニーズ関係ないんかーーい!!ズコー
同じスイミングスクールに通う2つ年上の男の子、飛び込みのフォームがすごくキレイだったヤギタニ(仮名)くんに密かに恋していたのだが、顔がまあ似てた。
テレビの画面で薮くんをはじめてみたとき、「どうしてヤギタニ(仮名)くんが歌って踊っているの・・・?」と思うくらい似ていたのだ。ヤギタニ(仮名)というのは偽の名前で、本当は薮っていうんじゃないか、またそれとは逆で、薮っていうのが芸名なのではないか、と勝手に妄想を繰り広げるくらい似ていた。どれも見当違いで全くの別人だから、どうしようこの子とても痛い。
残念なことに、ヤギタニ(仮名)くんは中学にあがると学業や部活が忙しかったのかスイミングスクールをやめてしまい、違う学区であったため会うこともなく、儚く恋が散ったとともに、その後どのように成長したかは全くわからない。
今も薮くんに似ているのだろうか、それとも別人になっているのだろうか。
当時恋していた男の子に似ている芸能人を重ね合わせて「かっこいい・・・」となってしまって、ただそれがジャニーズだったという話なのだが、ジャニーズは敵と思っていた身を考えると結構衝撃的且つ、笑えるエピソードなのだ。
では、今の薮くんに「かっこいい・・・」と思うか?という問題。
申し訳ない、特別な感情は特に抱いていない・・・
当時の私は、好きな男の子・ヤギタニ(仮名)くんに似ている薮くんに特別な感情(かっこいい)を寄せていたのであって、今ヤギタニ(仮名)くんに何も思っていない以上、薮くんはただのジャニーズの薮くんでしかないのだ。
なんとも世知辛い世界・・・
とはいえ、一度でも「かっこいい・・・><」となった縁。
自分がフラットに接していたYa-Ya-yahが自然解散し、そのうち2人がHey!Say!JUMPとして活動する今、薮くんを見ると懐かしさとともに、変な親近感のようなものを抱く。
友人がおじゃんぷ伊野尾担をしているので、おじゃんぷの話を耳にする機会も増えた。そんな時は、私は薮くんが好きだよ・・・となんとなく伝えてしまうのも、初めてジャニーズをかっこいいと思ったのが不覚にも彼・薮くんだったからなのかもしれない。
爆発的な人気が出てきたおじゃんぷちゃんの中で、薮くんは露出が少ない地味目な役回りなのは聞いている。そんな時、頑張れ薮くん!と心の中でちょっとでも応援してしまうのは、初めてジャニーズでかっこいいと思った思い出のためなのかもしれない。
エイト(オンリー?)担である私の初めてのジャニーズを奪ったのは、薮くん、君なんだから、もっとビッグになってくれよ。という上から目線もご愛敬で。