平成最後の現場は、Juice=Juiceのホールツアー初日座間公演だったのですが、令和初めての現場は、なんと、こぶしファクトリーでした。
ライブハウスは行かない主義なので、なんだかんだ、こぶしの単独現場は初。
推しが順々に消えていき*1、単推しがいなくなったこぶしですが、やっぱり箱では推していて、今回もホールでやるなら絶対に見たい!と申し込みをし、ありがたいことに当たりました。彼女達の初の単独ホールツアーレポです。
2019/05/03 夜公演 セトリ
1. これからだ!
2. ハルウララ
3. 明日テンキになあれ
◆タイトルVTR(自撮り風)
BGM: チョット愚直に!猪突猛進(アカペラver.)
4. 桜ナイトフィーバー(アカペラver.)
5. サンバ!こぶしジャネイロ(アカペラver.)
→途中からオケあり
6. GO TO THE TOP!
7. チョット愚直に!猪突猛進
◆MC(懊悩ジャンピンの指南有り)
8. Oh No 懊悩
10. 未熟半熟トロトロ
11. 消せやしないキモチ(※未音源化)
12. きっと私は
13. ナセバナル
◆和太鼓パフォーマンス
14. ドスコイ!ケンキョにダイタン
15. バッチ来い青春!
16. 押忍!こぶし魂
17. 亀になれ!(※未音源化)
18. シャララ!やれるはずさ
19. ドカンとBREAK!(※未音源化)
EN1. 念には念(念入りver.)
◆MC(1人ずつ今日の感想)
EN2. 辛夷の花
泣くもんかと思ったんですけど、公演中3回泣きました。ボロ泣きじゃねえか
開演してすぐ、「こぶし!こぶし!」ってコールする場面があったのだけど、こぶし突き上げながら泣いてた……… 5人の姿が本当に、勇ましく、かっこよく、キレイで………
5人体制になって初のシングル、「これからだ!」を1曲目に披露。新曲「ハルウララ」を挟んで、1曲目同様5人体制になって初のシングル「明日テンキになあれ」と続いたのだけど、正直私、「これからだ!」も「明日テンキになあれ」も好きじゃなかった。
辞めていった3人のことを推していて、推しがいなくなったから、とかそういうんじゃなくて、そんな状態の5人に、失敗したって、立ち上がれ!頑張ろう!負けるな!ファイト!なんて、お涙頂戴の歌を安易に歌わせる事務所とスタッフのその精神が嫌だった。
そういう商法というのだろうか。頑張ってます、みたいなその感じが本当に安直で、なんにも悪くないのに、5人が苦境に立たされているのをなんか頑張れ負けるな、みたいな、そういうのが嫌でたまらなかったのに。
それなのに、初の大舞台、懸命にステージで歌って踊る5人の姿に、涙が止まらなかった。
穿った見方でしか、その2曲を見れなかった私は、彼女達5人の、舞台に勇ましく立ち、誇り高く歌う姿を見て、なんてことを考えていたんだろう、と。こんなにも彼女たちは、お涙頂戴なんかではなく、思いを込めて、力強く歌っているではないかと。思い直し、1年たってようやく受け入れることができました。
そこからの怒濤のこぶし盛り上がり楽曲!
最近習得したこぶしの最強歌唱力だからこそできるアカペラ、GO TO THE TOP!に猪突猛進、と本当ずっと楽しい!そんな盛り上がりの中でやってきた、ある楽曲にまた泣かされることになるのです。
それは、「未熟半熟トロトロ」。
曲自体もとてもよいのだけど、バックスクリーンに、こぶしファクトリー結成から、メジャーデビュー、今に至るまでの今までの映像が流れるんですよ!!
しかも、辞めてしまった3人のことを故意的に切り取ることなく、そのままの映像。そのままの、ありのままのこぶしファクトリーの歴史をそこに映し出していて、やっとそこで、なんだろうか、5人の”こぶしファクトリー”を受け入れることができた、そんな感じがした。なんだかんだいっても、やめていった3人を推していた身としては、5人にも頑張ってほしいし応援するけど、どこかわだかまりみたいな、複雑な気持ちをずっと抱えながら、彼女達を見ていた気がしていたのだけど、この「未熟半熟トロトロ」で、ようやく、重荷をおろせた、そんな感じでした。まあ、泣きますよね。
4ヶ月練習したという、和太鼓パフォーマンス。
途中で謎に和太鼓はじまったぞ・・・!?とか思ってすみませんでした。
ただ叩いているだけに見えるけど、あの和太鼓ってすごく難しいと聞く。うら若き女の子達が手にマメをつくって、初の単独公演にむけて練習したんだな、と思うと、本当すごい。めちゃめちゃ決まってました。和太鼓からの、ドスコイ!も納得!
そして、最後に泣いたのはアンコールでの、「辛夷の花」。
ああ、彼女達はこんなにも愛されているんだ、と白いサイリウム側の人間がこんなにも感じれるって、ファンとしてすごく素敵なことだな、と思う。
こぶし組の方々(私もここに入れていただきたいけど、そう呼ぶには現場経験が足りなさすぎる気がする)は、本当に本当にこぶしのライブを心の底から楽しんでいて、コールの量もどこのグループに比べても笑っちゃうくらい多いし、なんて幸せな空間なんだろう、って、実感しました。
私は夜公演に入ったのですが、昼公演では、辛夷の花でファンだけでなく、本人たちも涙ぐんでいたようで、この曲の大事さ、大切さを改めて感じました。
まだまだ、推しは決められそうになくて、しばらく?うーん、このまま、期間はわからないけど箱で応援していくと思うけれど、本当に本当にこぶしファクトリーは最高のグループ、最高のパフォーマンス、最高のライブでした!
*1:2推しの藤井→1推しの小川 がいなくなり、苦肉で推し始めた田口もいなくなった。呪いか?