私には握手ループ厨*1なうえに、認知厨*2のおとももちがいる。
まあ、そこまでループしたらね、というのは否めないが、この人の何がすごいって、本当に推し達に認知されていることだ。私は握手できない系ヲタ*3で、購入特典握手会には踏み入れたことがないので、その気持ちはよくわからない。ファンサなんて生きているうちに一度もらえればいいし、むしろ生きて活動してくれていることがもうファンサ?認知されたらガチ恋になってしまうからもうアカン・・・ と面倒な話は、置いておいて。
そんな握手厨の友人から、連絡が入った。
「カントリーの新曲70枚あるんだけどいくつか引き取ってくれない?」
ハローのCDには、予約握手 というものがある。CD発売前に、イベント会場でCDを予約して、お金を前払いし、その購入分だけ握手ができるというシステムだ。
ここで予約したCDは発売後、握手時にもらった予約券と交換で、店頭に引き取りにいかなければいけない。握手したイベント会場が多ければ多いほど、発売後その店を回らなければいけないのだが・・・
私が貧乏学生ヲタなことを知っているためか、おとももたちから、この引き取りを代行するかわりに受け取ったCDをそのまま(もしくは一部)あげる、という依頼をよくいただく。本人たちも握手は済んでいるし、取りに行くの面倒くさいし、大量にCDを抱え込むよりは、欲しい人にばらまいた方がいいと思っているようで、利害が一致しているし、一応労働の対価と思い、ありがたくちょうだいしている。おかげさまで、通っている大学が都内にあるため主要な所は定期圏内のことが多く交通費はそこまでかからない。
今回の連絡も、その引き取り代行の依頼だった。家に引換券送るから何日までに取りに行ってね、引き取ったの全部あげる~ とのこと。
翌々日本当に家に計10枚分の引換券が届いたので、学校帰りに引き換えにいってきた。
そんなCDがこちら。カントリー・ガールズ 4枚目のシングル「どーだっていいの/涙のリクエスト」。(前置きが長い)。
1. どーだっていいの
作詞曲は中島卓緯。ロカビリーというやつですね。
デビュー時からカントリーの路線であるちょっと古い感じ。私はコンセプトがしっかりしている部分や、路線的にもとても好きなので、この曲も結構はまってはいます。
ただ、某所で丸パクリとも批判されているように、ロックの典型的すぎて面白みは確かにないかもしれません。
ほめるべき部分は、メンバーの歌声!
前回の「ブギウギLOVE」に引き続き冴える船木の歌声。ロカビリーにはまる。
やなみんも同様、こういう曲調によく映える歌声ですね。
まなかんが抜けてしまった分、ロックになりすぎずアイドルらしい可愛さのスパイスを加えてくれるのはおぜこの声だと思っています。おぜこの声はこれからどんどん映えていくのではないでしょうか。
ちぃちゃん、少し歌うまくなった?Cメロのちぃちゃんのパート、
ちゃんと見極めて手放さなきゃ
すごくはまりがよい。シングル出すことにメンバーがかわってしまう、その入れ替わりの激しさは、カントリー娘。時代も同じ。成長の伸びしろを見ていきたいと思わせてくれる一曲なのではないかな。
2. 涙のリクエスト
チェッカーズのカバー曲。この曲選はどこからしてきたの・・・?
今までのハローのカバーって、大体事務所の先輩の曲。*4
やなみんのサックスありきの選曲とも思えない謎カバー・・・
まあ、好きだからいいのだけど。
前述したとおり、見せ場はメンバーやなみんが間奏でみせるサックス。
音源はプロの方みたいですが、現場では生演奏してるんですかね。
桃子に「ああ、ヘタクソなね!」といじられていたが、こういうメンバーの特技を少しずつ取り入れていくスタイルは面白い。
年上組メインボーカルと年下組コーラス隊の分け方。最近ハローではやってるの?
ダンス選抜とボーカル分けるみたいなの・・・ あの仕組み、私はそんなに好きではないのですが、船木をコーラスに下げても、影響されない安定した歌唱力は、誇っていいものだと思います。それよりも、今のメンバーで上下わけると、ちぃちゃんが上に入ってしまうことへの衝撃が大きい・・・
この曲は何気に衣装が可愛い。チェッカーズカバーということで、チェックをいれているのは、楽曲リスペクトを感じてとても好き。
【総括】
ダンス・ボーカル・ビジュアル面すべてにおいて主翼を担っていたまなかんが卒業(脱退)してから、初のシングル。メンバーのパフォーマンスには、不安な面が多かったが、路線かわらず、著しい力の衰えは感じなかった。さみしい反面ほっともしている。楽曲自体への不安は大きいが、可愛いは正義なシングルです。